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交通事故による側胸部の痛み(症例)

2018.02.02 | Category: 交通事故治療,症例報告

30歳台の男性で、去年、交通事故に遭い、それ以降右の側胸部が痛いということで来院されました。

 

 

 

交通事故の状況としては、対向車と正面衝突のようでした。その際、シートベルトに身体が瞬時に押さえつけられ、おそらくそのシートベルトによる圧迫が原因じゃないかと本人は言っております。

 

 

 

交通事故から一年近くが経過しており、炎症が起こっているとは考えられないため、炎症を除外して検査をしていきました。

 

 

 

深呼吸時痛やデジェリンサインは陰性でした。ただ体幹を右回旋した時にだけ側胸部の肋骨6~8番付近に鈍い痛みがありました。

 

 

 

受傷当時にレントゲン、その他の検査はすでに済んでおります。

 

 

 

三か月前までリハビリにと近くの大学病院に通っていたそうです。しかしこれ以上の効果が無いと本人が判断し、それ以降はリハビリ、その他の施術は行っていないそうです。

 

 

 

自発痛、安静時痛、夜間痛などは無いため、筋、骨格などからアプローチしていこうと考えました。

 

 

 

右回旋時痛に対して疼痛誘発動作を掛けてみたところ、左右の腹横筋で痛みが消失しています。また骨の反応点として「右フクリュウ」、「右ダイツイ」、「右シャクタク」、「右ユフ」などでも右回旋時痛と圧痛が楽になっています。

 

 

 

とくに限局性圧痛が消失しているので、骨性由来の痛みである可能性が高いと判断しました。

 

 

 

経絡的には痛みの部位は少陽胆経、右回旋時に影響が出る経絡が帯脈、厥陰肝経、少陽胆経です。

 

 

 

アナトミートレイン的にはラテラルラインが関与します。

 

 

 

施術の優先順位として、疼痛誘発動作にかけた時に腹横筋で反応しており、この患部と腹横筋は、共にラテラルラインに位置しておりますので、まず腹横筋を筋膜リリースにかけました。その後、確認のため右回旋時痛を行っていただき、八割以上楽になっています。

 

 

 

その後、骨の反応点に寸六三番針で置針プラス雀啄を行い、その後右回旋時痛を再度確認していただいたところ、ほぼ痛みが消失していました。

 

 

 

結果的にこの施術を三回行い、四回目の施術前に圧痛、右回旋時痛を確認してみたところ、ほぼ痛みがなく落ち着いているので、本日で施術を終了とした症例です。

 

 

今回の症例では、治りにくい側胸部の痛みでしたが、患部へ施術しても治り切らない痛みに対しては、筋膜のつながりや骨への施術を行うことで、数回で痛みが楽になりました。他にも様々な施術に対するアプローチがあると思います。

 

 

施術に対する引き出しをいかに沢山持っているかが、施術者には重要だと思います。早く治すことが患者様からの信用、信頼をいただける近道だと思います。


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