交通事故に遭って以来、足のしびれを訴えて、そのしびれが疲労や天気の悪い日に悪化する人がいます。
これは、交通事故により腰痛を起こし、腰椎に腰神経叢と仙骨神経叢があり、その周辺が悪影響を起こすことにより、足のしびれを訴えているケースが多いです。
一般的に言われている坐骨神経痛です。
この場合、足にしびれがありますが、足の施術をしても全く意味がありません。それは、大元の原因が足ではなく、腰にあるからです。
ただ、腰に原因があるからと言ってレントゲンを撮ってもレントゲン上に何か影響のある所見が現れることはあまりありません。
むち打ち症の影響が首から背中、そして腰にまで及び、その悪影響で腰の神経を介してしびれを起こしております。
このような場合、通常の施術(西洋医学的な施術)では、足のしびれが取れることはないと思います。
物理療法、手技療法、温熱療法では、この症状に対応できないのです。
交通事故による腰椎から来る症状では、針、灸、カイロプラクティック、整体術、漢方薬などの特別な施術をしていく必要があるのです。
坐骨神経痛などの症状で特に足にしびれのある人は、いまの施術で改善されていないと思うのであれば、施術方法を一度考え直してみる必要があると思います。
痛いかゆいは、ご本人にしか分かりません。
早く根本的な解決法を知ることがとても重要です。
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