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アゴの痛みの症例

2017.02.10 | Category: 症例報告

20才代後半の女性で、食べ物を強くかんだ衝撃からか左のアゴに痛みを感じたようです。

 

痛みを覚えてから、かれこれ二年が経過するようです。

 

歯医者、口腔外科、整形外科、内科、神経内科などで診察と治療をしてまわったみたいですが、治療効果がどこにいっても得られない、と嘆いていたところ知人から紹介されて当院を受診したようです。

 

 

左下顎のアゴ関節周辺に圧痛、開口制限、開口痛がありました。開口では二指、三指を縦にしても指が入らないくらいに口の開きが悪く、それに伴う痛みもありました。また強くかむと左アゴが響くように痛むらしいです。  いま一番辛いのは、かむと痛いので食事がおいしくないということです。

 

 

治療ですが、まずこの患者さんの場合、他にも三年前に子宮の手術をしており、まだ傷口が時々痛むということです。アゴとは直接関係ないですが、手術をした後にアゴの痛みが起こり始めていることから、瘀血による影響も考えました。アゴという特定の部位だけが痛むこと、舌診にて舌下静脈の怒張も確認できました。足首から先もかなり冷えるらしいです。これらを総合的に判断していった方が治療の近道だと考えました。

 

 

実際の治療としては、まず左チュウホウ、左シャクタクで瘀血の処置を行いました。次に腹部の傷跡を押圧して痛む箇所に皮内針とピソマⅢを貼りました。次に副腎の腹部検査点に圧痛があるので、左のショウカイ、ユフ、シャクタク、を刺激しながら口を強くかんでいただき、痛みの程度を確認していただきました。この痛みの感覚を覚えていただき、次に左チクヒン、ユフ、シトクを刺激しながら同じく口を強くかんでいただき、どちらの方が痛みがより軽減されるかを確認させていただきました。これにより、チクヒン、ユフ、シトクを押圧しながら強くかむと、ほとんどアゴの痛みが感じられない、ということなので左チクヒン、ユフ、シトクに置針と雀啄プラス灸を行いました。この後、確認のために口を再び強くかんでいただいたところ、アゴ周辺の痛みが八割くらい取れているということでした。

 

二回目以降の治療も多少の治療内容の変更はありつつも、基本は一回目の治療パターンで行いました。

 

現在、治療開始してから三ヶ月が経過しますが、いまでは強くかんでもそれほどアゴの痛みを感じることはなくなったそうで、ご飯もおいしく味わって食べているそうです。外食もいけるようになったとよろこんでおります。さらに子宮周辺のお腹のうずく痛みもかなり和らいでいるらしいです。

 

 

やはり、大元には手術による瘀血が原因であった可能性があります。足の冷えは徐々に改善しているようですが、まだ靴下を二枚履かないと夜も眠れない状況が続いているようなので、なるべく食生活でも、冷たい飲み物を控えること、野菜は生で食べると体を冷やすので温めたり煮たり炒めたりすること、ショウガやニンニク、シナモンなど体を温める食材を取り入れること、毎日適度な運動を行うことなどを指導しています。

 

この患者さんの場合、アゴが良くなったおかげで、ツマミやおかずなどもおいしく食べれるらしく、元々お酒が好きで、いまではツマミと一緒に冷たいビールを好んで飲んでいるようです。

 

これからは、冷たいビールを控え、なるべくホットワインなどにします、と笑いながら自分に言い聞かせていました。


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