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ひざに水が溜まった症例

2017.03.07 | Category: 漢方薬,症例報告

60才代の女性で、二ヶ月くらい前から大腿骨下端の外側に水腫のようなものが出現し、徐々に腫れ上がってきてしまい、ついにはひざを曲げてしゃがみこむことが出来なくなってきたということで来院しました。

 

元々変形性膝関節症のため、病院で治療を受けていたそうです。原因らしいことがなく、ある日突然、ひざ上が腫れ上がってきたらしく、病院では、水が溜まっていると考えられるので今度注射針で抜きましょう。と言われたらしいですが、水を抜くと癖になるということを聞いたことがあることから、それ以来この病院には行っていないそうです。

 

 

当院で確認したところ、たしかに肉眼でも左右差が分かるくらいに左の膝の上が膨れていました。

 

 

下腿もかなりムクミを生じており、水毒(水分代謝が劣っている状態)だと判断しました。舌診では、歯型舌と白苔舌を認めました。

 

 

治療としては、ひざ周辺は一切治療をせず、ツボとしては「タイハク」、「ロウコク」、「キモン」、「キンモン」、に針と灸を行い、水分代謝処置を行いました。さらに横臥位にて「ダイチョウユ」、「ジンユ」、「ケイモン」に針と灸を行い、腎臓強化処置を行いました。

 

 

この治療を約三週間行いました。また普段の生活では、ドーナツパッドと包帯にてひざを軽く固定しました。

 

 

できれば、独活寄生丸と地竜とヨクイニンを同時に飲むよう指示を出しました。この三つの合方は、特にひざの水などの炎症による痛みに使います。

 

 

治療から三週間後、ほぼひざの水は引いており、ひざを曲げても水腫のせいで、ひざがパンパンに張った感じも無くなったようです。

 

 

病院などでは水を抜くことが多いですが、一回抜いて良くなる人もいれば、たしかに抜いたのにまた水が現れて二回、三回と複数回水を抜く人がいます。

 

 

水を抜く前に保存的に治療をした方が予後が良いことが多いので、安易にひざの水を抜くのでは無く、まず水毒の処置や腎臓強化処置、肺経、脾経、腎経など水分と関係する経絡の調整、その他適切な施術などを試みることが大事かと思います。

 

 

その後、この患者さんの場合、ひざが腫れることはなくなりました。


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