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交通事故による首の痛み(症例)

2017.03.15 | Category: むち打ち症,交通事故治療,東洋医学,漢方薬,症例報告

交差点で右側から走行してきた車とぶつかってしまい、それ以降首の右前側の痛みに悩んでいる30才前半の女性の症例です。

 

 

2年前に交通事故に遭ってから首の調子が悪いそうです。重い物を持つハードなお仕事をされており、当日の仕事量に比例して首の痛みが出てくるそうです。また天気の悪い日の前日にも同様に痛みの症状が現れるそうです。

 

交通事故に遭うまでは、まったく首の痛みなどで悩むことは無かったそうで、明らかに交通事故が原因であると思います、と本人がおっしゃっていました。

 

 

レントゲンなどの検査では、首の構造上の問題は何もないそうです。

 

 

今までにありとあらゆる治療や施術を受けてきたそうです。治療後には楽になることもあるそうですが、また数日後には元の痛みのある状態に戻ってしまうそうです。

 

 

当院では、まず今までにどのような治療や施術を行ってきたかを細かく聞き出し、その中で一番効果が高そうな治療をヒントに施術方針を考えていきました。

 

 

痛みは、ハードな仕事をした後に出ること、そして天気の悪い日の前日に出る、痛みの場所は胸鎖乳突筋のラインに沿ったエリアで、ほぼ同じところにでる。圧痛点と痛みの部位が同じである。特定の位置に痛みがあること、また痛みの場所の移動がないということ。これらの症状から瘀血を考えました。痛み出すと夜中も痛みが続き、舌下静脈の怒張も確認しており、なおさら瘀血が絡んでいると思いました。天気に左右される痛みは、風や湿が関係しており、疎経活血湯を少しの間飲んでいただくよう指示を出しました。

 

 

仕事量に比例して痛みが出るということは、筋肉や骨格を含めすべての機能が弱っていることも原因の一つなので、この患者さんに合う体操や首周辺のリハビリを教えました。また入浴でかなり楽になるということなので、なるべく体を冷やさないよう、食事や飲料などもなるべく温性の物を摂取するよう指示を出しました。お酒も好きな方なので、ビールやウィスキーなどは体を冷やしてしまうので飲むのであれば、原料が温める植物である赤ワイン、日本酒、紹興酒、ウォッカなどに変えるよう指示を出しました。

 

 

当院の検査段階で、首の左回旋痛、後屈時痛が陽性でした。経絡テストで考えると、任脈、胃経、大腸経、肺経です。この日は、あいにく痛みが出ていなかったので、治療効果の確認には、圧痛と運動方向の二つから行いました。

 

 

治療としては、瘀血処置として「左チュウホウ」、「左シャクタク」、反対側の「キュウキョ」と「シトク」、に針と灸。これにより血流促進と胸鎖乳突筋の圧痛が取れてきました。扁桃処置として「キョクチ」「ショウカイ」、腹診により膵周辺の圧痛があったため、左のF1F6に井穴刺絡、経絡テストに従い、右のF6、右のH1H6に井穴刺絡を行い、さらに百会三点に頭部刺絡を行いました。

 

その後、治療効果を確認するために再び首の後屈、左回旋を行っていただいたところ、九割くらい痛みが楽になっていました。

 

 

日常生活の注意点を意識しながら過ごしていただき、週に二回の治療を二ヶ月間行っております。

 

現在は、以前のような鋭い痛みに悩まれることはなくなったそうで、痛みよりも違和感を訴える程度にまで良くなっているそうです。

 

 

痛み自体は出ていないので本人は相当楽だとおっしゃっています。違和感も入浴により消失するようなので、なるべく無理のない範囲で体を動かすことや食事に気を付けることなどを指示している症例です。


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