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ヨガにより生じた首痛(症例)

2017.04.26 | Category: 症例報告

40才代の女性の患者さんで、五日前にヨガのポーズを行ったところ、首から左腕にかけて痛みが生じたということです。

 

 

痛みは日増しに強くなり、昨日はかなり気になると言うことで仕事にも集中できなかったようです。このような症状で悩むことがたまにあるそうですが、通常は、長い時間をかけてマッサージをすることで改善していたようです。今回もマッサージ院にかかっていたようですが、今回だけはなぜか痛みの程度がまったく変わらないということで来院しました。

 

 

当院の各種検査においては、頸椎神経根におけるデルマトーム(知覚)テスト、筋力テスト、反射テスト、各種神経根テストはすべて正常でした。また胸郭出口症候群テストも正常でした。スパーリング、ジャクソンテストによる左腕への誘発も認められなかったでした。ということは、左腕と首とは、神経による影響がないということになります。

 

 

首の右屈痛が一番辛く、次に右回旋時痛と続き、さらに前屈時痛が三番目に辛いということでした。

 

 

昨日は、ゆっくりと入浴をしたらしく、しっかり温めることでかえって症状がひどくなった可能性があります。温めたことにより症状が悪化したと思われます。これは、炎症があることを意味します。

 

 

本人への説明として、炎症があるということが原因で首から腕への痛みがあることを伝え、今週いっぱいは入浴を控え、ぬるめのシャワーで済ませるよう指示をし、またできれば痛みの出ている左頚部周辺へのアイシングを勧めました。炎症を抑える基本はRICE処置の一つであるアイシングです。

 

 

酒も飲まれるようなのでアルコールによる身体への血液の循環促進作用を説明し、今はなるべく身体内を冷やすことを目的として、食材にも料理にもこだわった方がよいことを話しました。この場合、清熱作用のある桔梗石膏、地竜、牛黄、などを頓服として飲む事も有効だと思います。

 

 

治療としては、一番辛い首の動きである右屈痛と右回旋痛を取ることを目的に、「右キモン」に格子状テープを貼り、さらに頸椎五番の2横指左側に格子状テープを貼りました。これにより右屈痛、右回旋時痛が約六割楽になっています。半分以上症状が改善しているので、今存在している炎症が引いてくれればさらに症状改善が期待できると思います。

 

 

ご自宅でのアイシングを中心に禁酒と入浴の制限を行っていただくよう話しをして治療を終了としました。

 

 

どうしても痛みのあるときは、温泉が良いということを皆さんが思いつくみたいで、体を徹底的に温めてしまう人が多いですが、症状によっては、温めることが逆効果となることがありますので、痛みのある時は素人判断でお風呂でゆっくり温める前に一度診察を受けることをお勧めします。

 

 

一つの判断基準としては、入浴により温めることで患部の痛みが増強するときは、炎症があるかもしれないので、この場合は温めるのとかえって症状を悪化させてしまうことがあります。とくに急性期の場合は炎症反応が強く、慢性期の痛みの時は、筋硬結や血流不全、筋疲労などが考えられます。

 

 

いずれにせよ、痛みを起こした時には、ご自分で判断せずにすみやかに専門家に診てもらいましょう。


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