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交通事故による首と手のしびれ(症例)

2017.09.29 | Category: むち打ち症,交通事故治療,症例報告

50才代の女性で二年前、オートバイで走行中、車と接触し、そのまま左側に転倒して受傷。交通事故から二年が経過しており、たまに疲れが重なった時や天気の崩れる前日に左首から左手先にかけて痛みとしびれが起こるようです。今回もおそらく疲労からか、左首から左手先に痛みとしびれが出現し、あまり治らないのでマッサージ院にも二回ほど行きながら様子を見ていたそうですが、それでも症状が変わらないということで当院にいらっしゃいました。

 

 

当院の検査では、スパーリングテスト、ジャクソンテスト、イートンテスト、腱反射、知覚検査、筋力検査などすべて正常でした。胸郭出口症候群テストも陰性でしたが、左斜角筋部を押圧し続けると、左手先にしびれが増しました。左胸鎖乳突筋にも圧痛がありました。

 

 

施術としては、左後頚部の患部に沿って寸六三番の針を刺入し、その脇に灸を行いました。手先から肘にかけては干渉低周波を当てました。

 

 

これを一日置きに三回に渡って行いました。三回目の施術の後、症状の経過を聞いたところ、首の痛みは四割くらい楽だが、手先のしびれはまだ残っているとのことです。

 

 

四回目からは、前回の施術に首の牽引を追加してみました。牽引を三回行いましたが、手先のしびれはまだ残っていると言うことです。

 

 

施術七回目からは、施術方針を変えて、左斜角筋の圧痛を取り除くことを目的に、左タイハク、左インリョウセン、キモン、左ケイキョに針と灸を行いました。さらに左の胸鎖乳突筋の圧痛を取り除くために対側の右のキュウキョ、右シトクに針と灸を行いました。施術後、左手先のしびれがかなり緩和しているとのことなので、続けて同じ施術を二週間行いました。

 

この施術により、左首の痛み、左手先のしびれがほぼ改善されたようなので、もう一週間、続けて同じ施術をしました。

 

 

その後も痛みとしびれは現れていないようなので、これで施術を終了とした症例でした。

 

 

今回、最初は西洋医学的針灸の考えで神経根をねらって施術を試みてみましたが、手のしびれまでは改善されませんでした。そこで、東洋医学的針灸の考えに変えて施術をしたところ、良い結果が得られました。ちなみに筋緊張緩和処置、糖代謝処置、酸素供給処置に変えました。これにより首の残りの痛みとしびれが改善されました。

 

 

やはり、長患いの症状では、患部からのアプローチよりも身体全体から診ていった方が改善率が高いような気がします。


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