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交通事故と首の筋トレの話し

2018.06.15

万が一の交通事故に備えて常日頃から首の筋トレを行っている人と、そうでない人とを比べると、事故による後遺症になる確率も大きく変わってきます。

 

当然、普段から首を鍛えている人の方が治りも回復も早いですし、後遺症に悩む人も少ないです。

 

 

日常的に運動やトレーニングをしている人でも、首を鍛えている人は、あまり多くはないと思います。そのため、首という場所は、人体中とても細い場所で、また衝撃をもろに受けやすく、神経や血管などが入り組んでいるので、とてもデリケートで脆い場所なのです。

 

 

今回は、この普段鍛えない場所である首のトレーニングの話しをしていきます。

 

 

首を鍛えることで、不慮の交通事故によるダメージから首を守ることが出来るので、普段からコツコツと鍛えていくことをお勧めします。

 

 

普通、筋トレと言うと、どうしてもその視線が大胸筋や腹筋、広背筋や大腿四頭筋など、もっともポピュラーで見た目にもかっこいい筋肉をイメージしてしまい、つい偏ったトレーニングになりがちです。

 

 

今回は、首を鍛えることで得られる効果や、首を鍛える際のポイント、安全なトレーニング方法、などを話していきたいと思います。

 

 

首を鍛えることによる効果としては、人間の中枢と言われている脳を守ることができます。つまり、交通事故などにより頭や頸に衝撃が加わった際、脳への衝撃を首が吸収し、人間にとって大切な脳を守ることができるのです。

 

 

ですから、意外と交通事故に遭われても、格闘技やラグビーなどの接触が多いスポーツをする人は、常日頃から首も鍛えているので、脳や頸周辺へのダメージはそれほど現れないのです。

 

 

また首には、脊髄を通っており、脳へとつながる脳神経が存在し、交通事故などで首自体を支えきれないほどの衝撃が加わると、脳神経にも負担がかかってくることになります。そのため、平衡機能が衰えて体がふらふらしたり、耳鳴りが聞こえるようになったり、目が霞んで見えずらくなったり、匂いが鈍くなったり、不眠症になったりと、あらゆる症状が現れてきます。

 

 

次に首の筋トレの効果についてですが、、首を強化していくと、呼吸器系に良い作用を及ぼします。首から肋骨につながる筋肉である前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋は呼吸に関与している呼吸筋とも言われ、他にも胸鎖乳突筋や広頚筋なども呼吸筋としてサポートしていきます。特にハードな運動などにより呼吸が乱れたりすると、これら首に付着している筋群が呼吸を整えていきます。

 

 

首を鍛える時のポイントの話しをしていきましょう。

 

 

運動学的に首を鍛える方向としては、大きく四つに分けられます。

 

 

首の屈曲

 

首の伸展

 

首の側屈(左側屈、右側屈)

 

首の回旋(左回旋、右回旋)

 

この四つです。

 

 

それぞれの運動動作により使われる筋肉も違ってきますので、自己判断で独学でトレーニングをするよりも最初はスポーツトレーナーなどに相談をし、アドバイスを受けてから始めるといいと思います。

 

 

 

安全な首のトレーニング法として、大事なのが筋肉への負荷の掛け方で、体重を利用して行う方法、自分の手などを利用して行う方法、バンドやタオルを使用する方法、重りなどを使って行う方法、他人に手伝っていただく方法などがありますが、くれぐれも最初は無理のない負荷からはじめることをお勧めします。

 

 

 

負荷が大きくなればなるほど、首への負担を増えるので、月単位でメニューや重さを変えて徐々に重さをアップしていくことをお勧めします。

 

 

頸は大胸筋や大腿四頭筋などと違い、すぐに結果が見た目にも分かるものではありません。

 

 

 

毎日コツコツと首に刺激を加えるだけで、しっかり首内部から鍛えられていきますので、継続してトレーニングを行うことが重要かと思います。

 

 

 

最初の話しに戻りますが、首を鍛えることで、交通事故や自転車で転倒した際には、非常に影響が少なく後遺症が残りにくい体質を作ることができますので、交通事故の予防も兼ねて今日から首のトレーニングをはじめてみてはいかがですか。

 

 

ドッジボールで痛めたヒザ(症例)

2018.02.06

中学一年の男子生徒で、休み時間にドッジボールを行っていたところ、転倒してヒザを痛めたそうです。

 

 

そのまま保健室、さらに病院に連れていかれ、検査、その後治療に約三週間通ったそうです。

 

 

最初の痛みからすると半分くらい楽になっているということですが、まだ歩行時痛、荷重時痛が半分くらい残っているということで、さらに三週間通ったそうです。

 

 

受傷から一か月以上が過ぎたみたいですが、歩行時痛、荷重時痛が三、四割残っいるということで当院にいらっしゃいました。

 

 

骨、靭帯、関節包、腱、筋肉など、整形外科的検査では、引っかかるものはありませんでした。

 

 

歩行時、荷重時にヒザの裏に痛みがあります。

 

 

急性期は過ぎており、炎症の可能性は低いです。

 

 

ジョーンズアンドフィッシャーテストも陰性だったことから半月板からの影響も低いと判断しました。

 

 

疼痛誘発動作にて評価をしたところ、アキレス腱、後脛骨筋で荷重時痛が消失しております。

 

 

筋膜の繋がりから考えるとスーパーフィシャルバックライン、ディープフロントラインです。

 

 

経絡的には太陽膀胱経ですが、経絡テストと一致していないため、筋膜からの施術を考えました。

 

 

アキレス腱、後脛骨筋のリリース後、確認のために歩行と荷重を行なっていただき、痛みが八割楽になっております。

 

 

残りの痛みを疼痛誘発にかけるとハムストリングスで評価が出来たのでリリースしました。

 

 

その後、再び歩行にて荷重を意識して行なっていただき、痛みの程度を確認すると95パーセント以上痛みが消失しております。

 

 

二回目の施術時に痛みを確認したところ、痛みを出すことなくヒザの調子も良いということなので施術を終了とした症例です。

レスリングで痛めた首の症例

2017.11.17

高校二年生、レスリング部の症例です。

 

 

全国大会にも出場するくらいのレスリングではかなり力を入れている高校レスリング部で、日々練習に励んでいるそうです。

 

 

二週間前に、練習中首を痛めたようで、監督に勧められて当院を受診したそうです。

 

 

首の左回旋時痛、左側屈時痛が陽性で、その他の運動制限、運動時痛がありませんでした。神経根症状はありませんでした。今までにも練習により首を痛めたことがあるそうですが、今回のように二週間以上痛みが続いていることは少ないようです。

 

 

施術としては、左小胸筋、左鎖骨下筋、左大胸筋を緩めることで左回旋時痛がかなり楽になっています。

 

 

また受傷から二週間ということなので、患部への冷却療法も行いました。さらに左屈時痛は、経絡テストの考え方から、右の少陽三焦経に井穴刺絡、頭部刺絡を行いました。その後、左屈をしていただき、約七割程度、左屈時痛が改善しているようです。サルチル酸メチル入りの冷却用湿布も出しました。

 

 

二回目の施術では、左回旋の痛みと左回旋制限が残っていたので、首の操体法にてとくに左回旋制限を取り除きました。

 

 

さらに左右の胸鎖乳突筋と頚板状筋の筋間中隔で残りの運動時痛が楽になるため、この筋間中隔をリリースしました。

 

 

三回目の施術では、残りわずかの痛みが残っているだけで、意識しないと痛みを感じないレベルにまで改善しております。左肩甲骨上角の押圧にて残りの痛みも消失しているようなので、筋膜のつながりを利用して左小円筋と上角付近を同時に筋膜リリースにて緩めてみました。

 

 

施術後は、どの方向に首を曲げても痛みが誘発することは無かったので、ここで施術を終了とした症例です。

 

 

まとめますと、左前中斜角筋の押圧により、左回旋時痛の緩和がありましたので、とくに小胸筋を中心に鎖骨下筋、大胸筋を緩めてみたところ、かなりの効果がありました。急性期だったので基本パターンとして冷却を行い、左屈痛を井穴刺絡と頭部刺絡で取り除き、患部の消炎効果を持続的にねらうために湿布を出し、そして残りの痛みは、連動操体法、患部付近の筋膜リリース、最後に小円筋と肩甲骨上角を緩めて施術を終えました。

交通事故により生じた腰痛(症例)

2017.11.14

つくばイオンの駐車場を歩行中、後ろから来た普通乗用車にぶつけられて受傷した模様。

 

 

受傷直後は、痛みも何も感じていなかったそうですが、二日経過したあたりから、右大腿部後面、右殿部、右腰部に痛みが出始めたそうです。

 

 

すぐにリハビリが開始されたそうですが、約六ヶ月治療した後、痛みが残っているにも関わらず治療を打ち切りになってしまったそうです。

 

 

その後も腰の痛みだけが残ってしまい、整体、マッサージ院などを定期的に通っていたそうです。

 

 

しばらくしてから知人から当院の事を知ったらしく、早速予約をしていただきお越しく下さいました。

 

 

当院の検査と施術の考え方としては、腰部のL2~L4周辺の圧痛と後屈時痛がありました。L2、L3の棘突起の押圧にて右側に痛みがありました。右腰方形筋の疼痛誘発動作で痛みが楽になります。また右殿部、右の大腰筋の疼痛誘発動作で痛みが楽になります。L2,L3の棘突起の押圧での痛みは、「右フクリュウ」、「右シャクタク」、「右ユフ」、「右ダイジョ」押圧にて楽になっています。これらを元に施術を組み立てていきました。

 

 

実際の施術では、「左ダイコ」に圧痛があるため、まず「左チュウホウ」「左シャクタク」にて瘀血処置を行いました。そして臍部の右斜め下方に圧痛があるため、右副腎処置を行いました。この時点で棘突起の圧痛はかなり楽になっています。右の鼠径部に圧痛があるため、八難処置を行いました。このあと、確認のために腰部後屈を行っていただいたところ、約六割の痛みが楽になっているようでした。さらに仰臥位にて大腰筋の筋膜リリースを行い、さらに腹臥位にて大臀筋の筋膜リリースも行いました。再度、腰部後屈を行っていただき、この時点で約八割くらい楽になっているようです。

 

 

この施術を約二ヶ月続けて行いました。

 

 

腰部後屈時痛は、残り二割くらいにまで改善しております。ここからは、三晥処置、屈伸穴処置、大転子処置などを加えた施術をし、また頭部刺絡、陽明胃経の井穴刺絡なども加えました。

 

 

トータル約三ヶ月の施術で後屈時痛は、適度な痛みを感じるものの、日常生活には全く支障とならないレベルにまで改善しております。

 

 

今後は、腰部と体幹の柔軟(ストレッチ)と筋力強化を自宅で行うための具体的指導をさせていただき、施術を終了しました。

 

慢性の腰痛などでは、患部に直接施術のアプローチをしても、なかなか根本的な改善が望めないため、内臓や遠隔部から施術を考えていかないといけないと思います。

交通事故治療のポイント②

2017.08.17

交通事故を起こしてから約二週間は、痛みがなくても、また検査で異常がなくてもRICE処置を基本にすることをお勧めします。

 

 

とくに最初の一週間は、すごく大事な期間です。この時期のRICE処置が重要です。むち打ち症の場合、首と腰には事故による衝撃のため、かなりの負荷が加わっているので、一週間はできれば痛みが無くても基本的に寝ていることをお勧めします。椅子やソファーに座っているよりも、とにかく寝ていることです。しかも寝ている時には、首や腰周りを痛めていなくても冷やすこともポイントです。

 
またこの期間は、入浴に関しては、湯船に浸からないこと、できればぬるめのシャワーで簡単に済ますことが大切です。

 
飲酒も控えます。お酒により血流が良くなり、身体に熱を帯びてしまうと痛みを誘発してしまうことになるのです。

 
重い物を持つことも控えます。腕に重みが加わると、腕から背中、首へと負荷が伝わり、首や腰への痛みの原因となります。

 
身体を温めやすい食材や食品も控えた方が良いです。例えば唐辛子、ワサビ、ショウガなどは身体を温めると言われています。身体内を温めてしまうと、いつまでも炎症が引きにくい状態を作ってしまうので、極力摂取しないようにしましょう。そして、できれば清熱薬として石膏の入った漢方を飲んで炎症を抑えることも必要だと思います。もし、打ち身や内出血などを起こしている部位があれば、通導散、もしくは治打撲一方を一週間から二週間飲んでおくことも重要だと思います。

 
交通事故後、一週間以内に首や腰に痛みが出現した場合、抗炎症薬を早めに飲むことも必要です。炎症期には痛みと腫れを引かせることがとても重要です。逆に受傷から三週間以上経過してしまうと、抗炎症薬が効きにくくなってしまいます。通導散、治打撲一方も受傷後、早い段階で飲んでいただいた方が、後遺症を残しにくくしてくれます。

 
日頃から運動をすることを習慣としている人は、交通事故に遭遇した後は、たとえむち打ち症のような症状が現れていなくても、一週間前後は運動を中止することをお勧めします。運動により、血流が良くなってしまい、身体内に潜んでいる炎症を広げてしまうおそれがあるため、極力運動やスポーツを控えた方がいいのです。

 
今回、このような形で交通事故に遭ってしまった後の治療、生活態度と後遺症対策のポイントなどを二回に渡り書きましたが、もしご自身やご家族が万が一にも交通事故に遭ってしまった場合には、焦らず落ち着いてこのブログを何度も読み返してみてください。

 

「足のつり」について

2017.07.04

患者さんの中には、「昨日、夜中に突然フクラハギがつってしまってひどい目に遭った」という話しを耳にすることがあります。

 

 

みなさんの中にもこのような経験をされた方がいると思いますがどうですかね。

 

 

こんな時、どのようにして「足のつり」と向き合っていますか。ただ、じっと我慢していますか。

 

 

そもそも「足のつり」とは、どのような現象が足に起こっているのでしょうか。

 

 

「足のつり」など、筋肉がつるというのは、その筋肉が一時的にケイレンを起こしているのです。

 

 

このケイレンを起こす原因には色々な説がありますが、一番大切なことは、正しい「足のつり」に対する対処法を知っているかということなんです。

 

 

このケイレン(足のつり)の代表部位がフクラハギと言われており、別名「こむら返り」とも言われています。

 

 

では、もし「こむら返り」になってしまったらどうすればよいのでしょうか。

 

 

答えは、そのケイレンを起こしている筋肉を伸ばしてあげることです。そして伸ばした後、再びケイレンという収縮(攣縮)を起こさせないためにもその筋肉の血液循環をよくすることなんです。

 

 

具体的にどうすればよいかというと、ふくらはぎの筋肉は、下腿三頭筋と言って腓腹筋とヒラメ筋とで出来ています。とくに腓腹筋がよくつると言われていますので、腓腹筋がつってしまった場合には、アキレス腱伸ばしの要領で腓腹筋にストレッチをかけてあげることで筋肉が伸ばされます。

 

腓腹筋は二関節筋と言って足首、ヒザを介して大腿部下端にまで筋肉が張り巡らされておりますので、足首を背屈させヒザ関節を完全伸展させながらアキレス腱伸ばしを行う姿勢がベストポジションです。

 

この体勢で数十秒間保持していれば、「こむら返り」は徐々に治っていきます。その後、浴室で熱めのシャワー(42度前後の温水シャワー)をフクラハギに一分間以上当ててくださればそれ以降、再度フクラハギがつるということはないと思います。

 

 

もし、登山などの途中で足がつってしまった場合、「芍薬甘草湯」という漢方薬がフクラハギの筋肉を弛緩させ痛みを和らげてくれますので、仮に旅先などで足がよくつる人などは、常に「芍薬甘草湯」を常備していると良いと思います。ちなみにこの芍薬甘草湯は、頓服薬として筋肉痛としてはもちろんの事、それ以外にも急性腹痛などにも使われます。

 

心配であれば、予防のために登山やウォーキングの前に「芍薬甘草湯」を飲んでおくことも大事だと思います。

 

 

登山やウォーキング、運動などでよく「こむら返り」が起こり困っている人は、ウォーミングアップとしてこの腓腹筋を完全にストレッチさせておくことが重要です。そして、腓腹筋弛緩テープ、そしてヒラメ筋弛緩テープを貼り、このテープにより血液循環を促進させ、さらに芍薬甘草湯を飲んでおくと、まず「こむら返り」は起こらないと思いますよ。

アキレス腱周囲炎の症例

2017.03.14

大学三年生の陸上部男子で、八百メートル走を専門でやっているそうです。半年以上前から左のアキレス腱が練習中に急に痛みだし、だましだましやってきたそうですが、ついに普段の歩行や階段の昇降時にも痛みを強く感じはじめ、このままではいけないと思い、病院で治療を受けていたそうですが、良くならずに当院を受診したそうです。

 

 

病院では、アキレス腱周囲炎という診断を受けたそうです。痛み止めと湿布を出され定期的に電気治療にも通っていたそうです。悪くなってはいないようですが、良くもなっていないようです。

 

当院で検査をしたところ、後脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋、すべての抵抗検査が陽性でしたが、とくにヒラメ筋で痛みが強く出ていました。

 

痛みのエリアは、アキレス腱から内側、外側へと広がり、内果、外果の手前まで及んでいました。

 

 

治療としては、腱の炎症としてとらえると、腱という結合組織でみると肝経が関与し、この結合組織が弱くなる背景には酸素供給不足があります。さらに慢性の炎症があるということで扁桃にも影響が及んでいると思いました。

 

まず、酸素供給不足を補うためには糖代謝を高める必要があり、「タイハク」、「インリョウセン」、「右カンモン」に針と灸を行いました。その後、「ケイキョ」にて酸素供給処置を行い、「キョクチ」、「ショウカイ」、「ダイツイ」で扁桃処置を行いました。この後に「キョクセン」、「チュウホウ」の治療を行い肝の経絡を強化していきました。

 

次に腹臥位でT11,T6に針と灸を行い、その後再びアキレス腱の抵抗検査、とくにヒラメ筋の抵抗検査を行っていただきました。

 

治療前と比べて治療後には七割くらい楽になっているということでした。

 

 

同様の治療を一日置きに約一ヶ月間行いましたところ、普段の生活ではアキレス腱の痛みはまったく気にならないくらいに改善しており、陸上の練習後には、最初の痛みよりも八割くらい楽になっているそうです。

 

 

残り二割の痛みに関しては、サポーターの装着、練習量を減らすこと、ウォーミングアップ、クールダウン、練習後のアイシングをしっかり行うことなどを指示し、これで少し様子をみてもらうということで治療を終了した症例です。

ゴルフスウィングによる腰痛(症例報告)

2016.09.06

プロゴルファーを目指している18歳の男性で、二日前ゴルフのスウィングの際、左腰部に痛みを訴えその後様子をみていたが、なかなか痛みが取れず、ゴルフの練習に支障があるということで早く治してほしいと当院を受診。

 

圧痛点は、左の上後腸骨棘周辺で、各種整形外科的検査では異常がなく、神経根などにも影響が出ていませんでした。腰部右旋時痛、腰部前屈時痛、後屈時痛が陽性、とくに直立位で頚部前屈時に左腰部痛を訴えていました。

 

急性期ということなので、患部に寸六三番の針を刺入し、得気を出し、二本目の針を同側殿圧点に刺入し、ノーベルパルス直流針にて針通電治療を行いました。

 

10分間の通電後に再度運動時痛の改善度合いを診ました。右旋時痛はほぼ消失し、腰部前屈・後屈時痛も九割近く改善していました。しかし、頚部前屈によって起こる腰痛が半分くらいしか楽になっておらず、仰臥位にて左太陽膀胱経の井穴刺絡を行いました。その後、もう一度直立位での頚部前屈位における腰痛の改善度を診させていただいたところ、ほぼ痛みが消失しているということなので、すべての運動域における痛みがこれで消失しました。

 

一回の治療で腰痛の症状を改善させた症例でした。

空手による外傷

2016.08.05

直接打撃制のルールにおいて、空手で発生するケガで一番多いのが、強度打撲と不全骨折だと思います。

 

打撲と骨折には定義がありますが、ここでは省きます。

 

トレーナーや指導員は、選手がケガを被った時には、まず受傷機転を確認することからはじめるとよいです。そして、この受傷機転から病名を推測していきます。ある程度の推測が付いた後は、鑑別診断を行っていきます。鑑別診断を行うことで病名を明らかにしていきます。

 

骨折、不全骨折、挫傷、打撲、強度打撲、脱臼、亜脱臼、軟部組織損傷を鑑別していきますが、ここで一番最後に絞り込まれるのが不全骨折と強度打撲の鑑別であると思います。

 

もし、ここで明らかな鑑別診断が付けばよいのですが、この不全骨折と強度打撲に迷いが生じた場合には、すみやかにレントゲン撮影をお勧めします。この場合、骨がどのくらいどの方向にどのような状態でヒビを起こしているのかをレントゲン上で把握することができます。

 

不全骨折と強度打撲とでは、治療方法がまったく違ってきてしまい、治り方や治るスピードにも影響が出てきてしまうので、しっかりと鑑別診断できる能力を、指導員やトレーナーの方々も身に付けておく必要があると思います。

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