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施術コラム

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交通事故治療のポイント①

2017.07.27

交通事故に遭ってしまった後、どのような生活スタイル、もしくは治療(施術)をしたら、後遺症が残らないようになるのでしょうか。

 

病院によっては、交通事故直後であっても、受傷後二ヶ月経過していても同じ治療内容であるところがけっこう多いんです。

 

とくに交通事故では、受傷後から約二週間の間、適切な生活スタイルと適格な治療をしっかり行うことによって、後々、後遺症を残すことがかなり軽減されていきます。

 

患者さん本人も正しい知識を身につけていた方が後々まで後遺症に悩むことなく楽しい生活を送る事ができるので、ここで、もしご自身が交通事故に遭ったらどうすればよいのか、学んでおくといざという時に役に立つと思います。

 

 

交通事故直後は、ショックのあまり痛いと訴えるケースは少ないです。どんなにダメージがあっても事故直後に首が痛い、腰が痛いと訴えることが少ないのです。しかし交通事故による瞬時のダメージは計り知れないものがあります。

 

 

一番多いケースは、とりあえず痛くなくても交通事故は怖い、という認識が自分の中にあるためか、検査をする人が多いようですが、問題は検査によって異常なし、と言われた場合、たいがいの人がここで安心をしてしまい、交通事故など無かったかのごとく、検査をした日を境に交通事故の事を忘れてしまい、普段の生活に戻ってしまいます。ここが実はワナなんです。

 

 

交通事故損傷は、実は検査で異常所見が出ない事の方が多いんです。ですから交通事故直後、ただちに検査をして異常が無い、と言われても受傷後二週間経ってから徐々に首が痛くなってきたり、腰が辛くなってきたりするんです。

 

 

つまり、交通事故後、約二週間前後くらいしてから徐々に事故による症状が顔を出してくるんです。

肩関節痛の治療ポイント②

2017.07.24

では、実際の肩関節痛の治療法をいくつか紹介しておきますので施術者の方は試してみてください。

 

前方挙上時痛により生活に支障をきたす方が多いと思うので、今回は前方挙上時痛の施術について話しをしていきます。その他の動作時痛は、随時話していきます。

 

前方挙上での痛みがある場合、太陽少腸経に異常がある場合が多く、この場合、五行穴治療、もしくは井穴刺絡が有効です。同じく少陰心経も肩関節挙上に関連しているので、少陰心経の五行穴治療、もしくは井穴刺絡が有効です。

 

次は、帯脈治療というのがあり、帯脈を押圧しながら前方挙上をしていただき、スムーズに肩が上に挙げられるようなら帯脈処置の適応となります。帯脈の硬結部に置針プラス雀啄をすると肩挙上時痛が楽になることがあります。この場合当院では、帯脈の左右、もしくは前後にも置針をすることがあります。治療後、肩挙上時痛がどのくらい改善したのか確認動作をさせることも重要です。

 

次は、前方挙上時痛が副交感神経の亢進と関連している場合があります。この場合、副交感神経を抑制する施術をすることで肩関節痛が楽になることがあります。当院では、H5F5の井穴刺絡を行っております。この場合も施術後に前方挙上をさせて施術前と比べてどのくらい痛みが軽減しているかを確認する必要があります。

 

次に同側のコメカミのやや上の周辺に肩関節痛を弱めてくれるツボがあります。押圧してとくに痛みを感じるところに当院では、刺絡をする場合があります。刺絡後、肩前方挙上をさせてどのくらい改善しているかの確認動作をさせます。

 

次に同側の前鋸筋と肩の挙上に関連性があるので、前鋸筋を押圧しながら肩が楽に挙げられるようであれば、前鋸筋を緩めることで肩の挙上が楽に行われることがあります。これも試してみる価値があります。

 

次に肩挙上時痛と外転時痛にも言えることですが、棘上筋の硬結や棘上筋を押圧して挙上痛や外転痛が楽になる場所(ポイント)があるんです。この場所を押圧しながら何度か挙上や外転動作を繰り返していくとスムーズに肩が上に挙がっていくことがあります。

 

次にかなり効果の高いやり方として、肩関節と腕橈骨筋の関連性があり、腕橈骨筋を押圧しながら肩の挙上を繰り返し行うというやり方です。これで効果が出ているなら、さらに橈骨と尺骨の中枢部を挟み込むように左右から押圧し、そのまま肩関節の方向に長軸圧を加えていくというやり方も期待できます。この腕橈骨筋は、同側の前脛骨筋とも関連性がありますから、前脛骨筋を緩めると肩の動作時痛も楽になる時があります。

 

とりあえず、上記で述べた八パターンを試してみてください。何かしらの変化は感じていただけるかと思います。

 

もし、これらの施術でも肩関節の痛みに対して何の変化もなければ、骨盤や下肢などから、つまり身体全体から追っていく必要があります。この場合、説明が難しいので当院でセミナーを定期的に開催しておりますので、ご参加していただければ、より細かなヒントが得られると思います。

肩関節痛の治療ポイント①

2017.07.20

問い合わせからの質問を拝見させていただくと、肩関節の動作時痛に悩んでいる先生方が沢山いらっしゃるようです。

 

そこで今回は、一般の方を対象とするのではなく、施術者を対象とした肩関節痛の施術対策を考えていきましょう。

 

肩関節の動作では、前方挙上、後方伸展、水平外転、水平内転、外旋、内旋と大きく六つに分かれており、これらが複雑に絡み合った動作が肩関節の運動となります。

 

例えば、結髪動作では、水平外転、前方挙上、外旋の三つが加わった動作であり、結帯動作では、水平内転、後方伸展、内旋が加わった動作となっています。

 

患者さんの痛みのある動作を一つひとつ分析して痛みを取っていかなくてはいけないと思います。

 

肩関節痛の原因ですが、頸椎からの神経が原因で痛みを起こしている時があります。各種神経根検査で判断していただき、もし神経根ががらみの肩関節痛であれば、治療ポイントは頚部神経根となります。

 

他動的動作において、肩関節の運動制限がある場合、拘縮ではなく強直の可能性があるので、これ以上の改善は、難しい時があります。

 

急性期痛と慢性期痛の判断も必要です。それぞれに応じた治療プログラムを立てていくことになります。

 

ドロップアームテストでは、腱板断裂の程度を判断することができますし、急性の激痛では石灰沈着も視野に入れておく必要があります。この場合は、適切な施術をすることが重要かと思います。

 

教科書に載っている施術では、たしかに肩関節の痛みを取り除くことは難しく、実際の肩関節に対しては、それなりのテクニックと技術、特殊治療などを修得していく必要があると思います。

 

それぞれの施術法によっても考え方や治療法が異なると思いますし、流派によってもまったくやり方が違います。

 

分かりやすく、いますぐに実践できる方法をいくつか挙げておきますので試してみてください。これらのやり方で、今まで痛みのために動かせなかった肩が上に挙げられようになっていただければうれしい限りです。

肩が痛くて手が挙げられない症例

2017.07.12

50才代の女性で、三ヶ月前に物干し竿に洗濯物を干そうと手を上に挙げた瞬間、右肩から手首にかけて痛みと放散痛がはしったそうです。

 

それ以降、手を上に挙げたり、服の着脱の時に右肩に痛みがあるそうです。

 

いつかは治るだろう、と放っておいたそうですが、日に日に痛みが悪化している気がするということで当院にいらっしゃいました。

 

五年前には、左肩も同じように痛みだし、いつの間にか痛みは穏やかになったそうですが、いまだに完全に手を上に挙げようとすると、左肩にも痛みがあるようなので、左肩はなるべくゆっくりとした動作を心がけて手を上に挙げるよう意識して動かしているそうです。

 

それよりも今回は、右肩に強い痛みと肩の運動制限があるということで、右肩をなんとかしてほしいということです。

 

各種検査をしましたが、腱板に少しだけ違和感がある程度で、他には筋肉、神経、神経根、関節包、靭帯、腱、骨には異常所見がありませんでした。ただ、前方挙上痛、外転痛、外転制限がありました。

 

他動的に右肩を動かしてみると、完全挙上ができるので、拘縮止まりだと判断しました。同じように左肩も検査してみましたが、やはり他動的には、完全前方挙上、完全外転ができています。

 

夜間痛は無いそうです。あくまでも運動時痛、運動制限だけで、安静時疼痛もありません。

 

治療としては、まず右胸鎖乳突筋、右小胸筋、右大胸筋、右僧帽筋を手技にて施術をしました。さらに前鋸筋を緩める操法、棘上筋を緩める操法、右肩の内圧を高める操法を行いました。この後、右肩を挙げていただいたところ、すっと軽く肩が上がるようになりました。古傷の左肩にも同様の操法を行い、施術後に左肩の挙上をしていただいたところ、こちらもスムーズに肩が上に挙がるようになってしまい、本人はとてもびっくりしておりました。

 

 

一日置きに治療を行い、約一ヶ月間、継続治療を行いましたが、いまでは、痛みをほぼ感じることなく、左右の肩がスムーズに挙げられますし、何といっても服の着脱がすごく楽になったそうです。

 

 

右肩だけでなく、あきらめていた左肩までもが治るなんて、信じられない、と喜んでおります。

自転車からの転倒で痛めたヒザ痛(症例)

2017.07.11

70才代後半の男性で、自転車で走行中、段差に車輪がはまってしまい、右側に転倒し、右ヒザを受傷した模様。

 

 

元々右ヒザは、20代の頃オートバイで交通事故に遭い、その後、右ヒザをかばいながら生活をしていたためか左ヒザに比べて右ヒザの方が弱くなっていたそうです。

 

今回、転倒した際の急な衝撃により、再び右ヒザに痛みが蘇ってしまったそうです。

 

整形外科を受診しており、右ヒザには注射をしているそうです。何の注射かは本人は分からないそうです。今回で三回目の注射で、ボルタレン湿布も出ているそうです。

 

症状としては、右ヒザに体重をかけると痛みが強く、また歩行にもかなりの影響が出ているようです。

 

病院には、一ヶ月近く受診しており、注射以外にもホットマグナー、干渉低周波、手技療法などの治療も行っており、ほぼ毎日通っているそうです。

 

しかし、一向に良くなる感じがしないということで、当院を受診したようです。

 

当院の各種検査では、靭帯、筋肉、腱、関節包、パテラ、軟骨などの異常所見は認められませんでした。荷重や歩行時の痛みは、ヒザというよりも右大腿骨下端で内側寄りに現れていました。

 

この場所は、滑液包炎が多く発症する部位ですが、左右差を比べてもそれほどの腫れや水腫は肉眼的には分からないレベルです。

 

治療としては、少陰腎経、太陰脾経、厥陰肝経の井穴刺絡を行いました。また扁桃処置として、曲池三点処置を行いました。

 

治療後、ゆっくりと立位の状態で右足荷重をさせ、治療効果を確認させたところ、八割くいらい荷重痛が取れているそうです。

 

日常生活においては、重い物を持つことを制限させ、ヒザを深く曲げるような姿勢や動作を作らないこと、痛みが引くまで禁酒することなどを指導しました。痛み方も鋭い痛みなので、入浴も湯船には浸からず、ぬるめのシャワーにするようアドバイスをさせていただきました。

 

三回の治療で、ヒザの痛みを感じられないところまで回復しているようなので、少しずつ自転車にも乗れるようになり、荷重痛、歩行時痛も気にならないということなので、あと数回で治療を終了とする予定の症例です。

 

病院では、ヒザの損傷と称して治療をしているみたいですが、今回のこの症例では、実際には、大腿部下端内側部炎というところだと思います。

飲み過ぎによる人体への影響 ②

2017.07.06

アルコールは、適量であれば身体が温まり血液循環促進作用もあるので、ある意味薬にもなると言われています。

 

しかし、飲み過ぎてしまうと、人体への悪い影響が現れ、各臓器にも負担が掛ってきます。

 

前回もお話ししたように、とくにキンキンに冷えたビールを飲み過ぎると、肝臓と腎臓に負担が掛り過ぎてしまい、肝機能、腎機能が落ちていきます。

 

機能が落ちるだけなら、まだ何の自覚症状も出ないですが、身体に症状(自覚症状)が出てしまうくらい飲み過ぎると危険です。

 

何が危険なのかを話していきましょう。

 

まずは、脂肪の話しをしていきましょう。

 

お酒を飲み過ぎると、アルコールが肝臓で分解されて中性脂肪という物質に変わります。この中性脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪という形で蓄えられていきます。これがいわゆる肥満のはじまりです。

 

肥満傾向の方は、将来的に脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化症になるリスクが高くなるのです。だから飲み過ぎると危険なのです。

 

次にお酒でもとくにビール、日本酒には、糖質も沢山含まれています。この大量の糖質は腸の中での吸収も早く、糖質も脂肪に合成されやすく、中性脂肪に変化していきます。気にしないまま、さらにお酒を飲み続けていると、脂肪への合成も間に合わず、血液の中にも糖質が入り込み、高血糖という状態になります。これがさらに進むと、糖尿病という病名が付きます。

 

この糖尿病も血液がドロドロになり毛細血管を詰まらせて網膜症を起こさせたり、腎不全、足の壊疽などを起こすので非常に怖いです。

 

次にお酒には、ツマミが必ずセットとして出されますが、味の濃いツマミがお酒には合うと言われていますよね。

 

塩辛や醤油漬け、漬け物、煮物などを毎日知らず知らずのうちに摂取していると、この塩味に慣れてしまい、塩の成分であるナトリウムが血管壁の圧力を上げる形となり、結果的に高血圧症となっていきます。

 

 

高血圧症も、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化症になるリスクを高くしていきます。

 

最後にビールに良く合うという枝豆などの豆類ですが、ビールや豆類には、タンパク質の一種であるプリン体が多く含まれており、このプリン体を毎日必要以上に摂取していると、尿酸値が上昇し、高尿酸血症となってしまいます。さらにこの食生活を続けていると、急に足の親指が腫れ上がってしまう痛風という病気にもなってしまいます。

 

痛風をもっている人に、いま書いたような肥満、高血圧、高脂血症、心臓血管障害、脳血管障害、腎臓病などもある人が多いため、痛風の合併症としてこれらにも罹患しやすくなりやすいと言われています。

 

このように、飲み過ぎることにより、いま問題となっている成人病になりやすい体質を作ってしまうということです。

 

ご自分の身体は、誰も守ってくれません。病気になってしまうと、周りの家族にも迷惑を掛けることにも成り兼ねません。

 

 

これから飲む機会が多くなりますが、お酒を適度に適量飲むのも、また浴びる程毎晩飲むのもすべて自分次第ですから、ここでいま一度「お酒とは何か」ということをあらためて考えてみてはいかがですか。

飲み過ぎによる人体への影響 ①

2017.07.05

これからの季節、ビアガーデンでキンキンに冷えたビール、フローズンカクテル、など冷えたアルコール飲料を飲む機会が多くなると思います。

 

たしかにおいしいですよね。

 

しかし、ここには落とし穴も沢山待っているんです。

 

アルコールにより、とくにダメージを受ける臓器は肝臓です。そして冷たい物が身体に入ると腎臓に負担が掛かります。

 

東洋医学では、「肝腎同源」と言って肝臓と腎臓は密接に関連していると言われています。

 

例えば肝臓が弱ってくると、それと同時に腎臓の働きにも影響を及ぼし、腎機能もやがて衰えていきます。また、腎臓の機能が弱ってくると、それと同時に肝臓機能にも悪い影響が及びます。

 

 

肝臓も腎臓も、機能が落ちただけでは、何の自覚症状も出ないことが多いです。そこが怖いんです。

 

この頃、体がだるいという自覚症状が出ても、きっと毎晩の飲み過ぎによる疲れと睡眠不足が原因だろうと、勝手に自己解釈していたところ、健康診断で肝機能の数値が異常値を示し、もはや取り返しがつかないレベルにまでなっていたり、トイレの回数がやけに増えたと思っても、毎晩の冷えたビールが尿となって出ているんだな、と自己解釈していると、腎機能がほとんど働かないレベルにまで落ちていたり、と言った話しをよく耳にします。

 

 

飲み過ぎの方やお酒の席がこれから増えそうな方は、せめて週に一日は休肝日を設けましょう。

 

普段から飲み過ぎを自覚している方は、半年に一度は検査をお勧します。血液検査と尿検査により、ご自分の肝機能と腎機能の状態を把握することが出来ます。ただ、血液検査、尿検査は肝臓も腎臓も悪くならないと、異常反応が現れないので、できれば発病よりも予防に力を入れることの方が重要であると思います。

 

東洋医学では、お腹を押さえて腹診をすれば、ある程度内臓の状態を把握することができ、しかも弱っていたり落ちている内臓の機能をアップさせることができ、発病を遠ざけることもできます。

 

夏場など、重い物を持ったわけでもないのに、この頃腰が痛みだす、なんていうのは内臓からの危険サインのことが多いです。

 

夏場の冷たいビールは、肝と腎に負担がかかり、その信号が「腰痛」という形で自分自身に知らせているんです。ちなみにこの場合の腰痛では、腰の治療をしても腰に湿布を貼っても治らないです。腰痛の根本的な原因は肝臓と腎臓ですので、肝臓と腎臓の機能を正常に戻す治療をしないとこの腰痛は治らないのです。

 

これからの季節、以上のことをある程度念頭に入れながら、上手にお酒とお付き合いできるといいですよね。

「足のつり」について

2017.07.04

患者さんの中には、「昨日、夜中に突然フクラハギがつってしまってひどい目に遭った」という話しを耳にすることがあります。

 

 

みなさんの中にもこのような経験をされた方がいると思いますがどうですかね。

 

 

こんな時、どのようにして「足のつり」と向き合っていますか。ただ、じっと我慢していますか。

 

 

そもそも「足のつり」とは、どのような現象が足に起こっているのでしょうか。

 

 

「足のつり」など、筋肉がつるというのは、その筋肉が一時的にケイレンを起こしているのです。

 

 

このケイレンを起こす原因には色々な説がありますが、一番大切なことは、正しい「足のつり」に対する対処法を知っているかということなんです。

 

 

このケイレン(足のつり)の代表部位がフクラハギと言われており、別名「こむら返り」とも言われています。

 

 

では、もし「こむら返り」になってしまったらどうすればよいのでしょうか。

 

 

答えは、そのケイレンを起こしている筋肉を伸ばしてあげることです。そして伸ばした後、再びケイレンという収縮(攣縮)を起こさせないためにもその筋肉の血液循環をよくすることなんです。

 

 

具体的にどうすればよいかというと、ふくらはぎの筋肉は、下腿三頭筋と言って腓腹筋とヒラメ筋とで出来ています。とくに腓腹筋がよくつると言われていますので、腓腹筋がつってしまった場合には、アキレス腱伸ばしの要領で腓腹筋にストレッチをかけてあげることで筋肉が伸ばされます。

 

腓腹筋は二関節筋と言って足首、ヒザを介して大腿部下端にまで筋肉が張り巡らされておりますので、足首を背屈させヒザ関節を完全伸展させながらアキレス腱伸ばしを行う姿勢がベストポジションです。

 

この体勢で数十秒間保持していれば、「こむら返り」は徐々に治っていきます。その後、浴室で熱めのシャワー(42度前後の温水シャワー)をフクラハギに一分間以上当ててくださればそれ以降、再度フクラハギがつるということはないと思います。

 

 

もし、登山などの途中で足がつってしまった場合、「芍薬甘草湯」という漢方薬がフクラハギの筋肉を弛緩させ痛みを和らげてくれますので、仮に旅先などで足がよくつる人などは、常に「芍薬甘草湯」を常備していると良いと思います。ちなみにこの芍薬甘草湯は、頓服薬として筋肉痛としてはもちろんの事、それ以外にも急性腹痛などにも使われます。

 

心配であれば、予防のために登山やウォーキングの前に「芍薬甘草湯」を飲んでおくことも大事だと思います。

 

 

登山やウォーキング、運動などでよく「こむら返り」が起こり困っている人は、ウォーミングアップとしてこの腓腹筋を完全にストレッチさせておくことが重要です。そして、腓腹筋弛緩テープ、そしてヒラメ筋弛緩テープを貼り、このテープにより血液循環を促進させ、さらに芍薬甘草湯を飲んでおくと、まず「こむら返り」は起こらないと思いますよ。

有痛性肩関節制動症の症例報告

2017.07.03

50才代の男性で、三ヶ月前から急に左肩に痛みとしびれを訴えたそうです。痛みは徐々に強くなり、いまはとくに夜中に痛みのために起きてしまうことが多々あるということです。

 

 

病院の検査では、50肩でしょう、と言われ、痛み止めの飲み薬と湿布を出されたようです。

 

 

受傷から三ヶ月間様子をみていますが、なかなか辛い症状のため、仕事もプライベートでも支障をきたしているらしく、知人の紹介で当院にいらっしゃいました。

 

50肩(有痛性肩関節制動症)は、じっとしていても辛い方が多く、また痛み止めの薬があまり効果のないことも事実です。

 

 

この患者さんの場合、幼少期に喘息があり、現在は毎年花粉症にもなっているということから、アレルギーによる肩関節の可能性もあるのでは、と考えました。

 

動作時においては、結帯動作において可動域制限と動作時痛があります。この二つを指標に治療前と治療後とで、どう変化があるかを比較してみようと思いました。

 

アレルギーの場合、副交感神経が異常興奮を起こしている可能性が高いので、H5F5の井穴刺絡を行いました。足の冷えが強い方なので、足湯でじっくり足先を温めてから刺絡を行いました。治療後、再度結帯動作を行っていただいたところ、本人が言うには、三割くらい楽になった気がするとおっしゃっています。その後、左H3、左H4の井穴刺絡を行い、再び結帯動作を行っていただいたところ、治療前と比べて半分くらい楽だとおっしゃっています。これ以上動作を確認させると、痛みを助長する可能性もあるので一回目はこれで終了としました。

 

 

二回以降もH5F5、左H3,左H4の井穴刺絡を中心に行い、さらに扁桃処置、帯脈処置、副腎処置を追加して施術をしております。

 

 

当院での治療から三ヶ月が経過しますが、現在は夜中に痛みのために起きてしまうことはなくなったそうです。また結帯動作時の痛みも八割以上楽になっているそうです。

 

今までは、痛みのために肩をかばう生活をしており、三角筋や僧帽筋上部繊維、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、をかばっているために筋肉の萎縮が起こってきてしまっており、細くなった筋肉を徐々に鍛えるよう細かい指導もさせていただき、治療を終了とした症例です。

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